仏教の世界では、生まれてくることを四苦ー成老病死の一つとしている。
人生を振り返るとたしかに楽しいことや嬉しいこと、笑っちゃうようなことがあったけれど、辛い苦しいときは楽なことの比じゃないくらい感情が揺さぶられる気がする。
人生最大の敵は不安だと思う。実際にはまだまだ最悪な状況でなくても、このままではマズイという気持ちを抱いたり、改善の繰り返しの途中でなかなか結果が出ないと、少しずつ不安に蝕ばまれて、本当に望まない結末を迎えてしまうこともある。
モチベーションを保つこと、ブレない意思を持つこと、本当に難しいことだ。私は立派な人ではないけれど、贅沢も望んでいないけれど、ほんの小さな信念から外れることなく居たいなと思う。
最近読んだ「小さな悟り」という本の、与えられた人生からお返しする人生へ、という内容は面白かった。
もし人から大事なものを預かったら返さなくてはいけないから、傷つけないように大事にする。それは命も同じだという。いつかはお返しするものとして、少しでも輝くように大切にしていくのが本来の在り方だという。
自分の人生を、いつかは返すレンタル品という発想はなかった。いつかは返さないといけない命という営みなのだから、心配事にいちいち煩わされている場合ではなく、日々を大切に生きよと、本書で語られています。
なるほど。自分の命は自分だけのものではない、というようなことは色々なところで語られている気がして、たしかにと恥ずかしながら最近実感することろでしたが、自分の命が自分のものではないどころか、お返しする尊いものだったとは驚きです。
もちろん、一つのご意見だということに留めますが、あぁそうゆう風に捉える人がいるのかと感心して、いまを生きていきたいと思います。
今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
少しでも今より輝くような活動をしよう。