紙なのか電子なのか、という話。先日、電子書籍を出版した。
某友人の訴えを人づてに聞いた。電子デバイスの光が苦手なので、紙に印刷してほしいとのこと。拡大で。原本をメールして、そちらで印刷してもらおうかと思ったが、レイアウトはしっかり崩れるし、何か違和感を感じた。
私は、物理的なものがないことに絶対的な価値を感じているわけではない。ただ、紙の本にするなら、印刷した紙で読むなら、スマホやタブレットとは違うレイアウトが適さないかと感じる。
いや、作品によって、電子で読む場合と、紙で読む場合で、いろいろと変えたいデザインは出てくると思う。紙なら紙用で作った方がいいだろう。まぁ、そこまでするのかというところになる。
今回の場合は、紙であっても視力の問題で読みにくい人だ。ならば、アマゾンには読む読書があったじゃないかと思い出した。音声だ。朗読だ。
文字はデータ化されているものを持っていれば、朗読してくれるアプリがある。それ用に作ろうかと考えている。音声なら、寝ながら手ぶらで聴けるだろう。
やったことがないので、調べながらになり、少し時間がかかるのかもしれないが、読みたいと言ってくださる人が、電子版にハードルを感じている人がいるならば、応える姿勢は少なくとも見せたい。
本は誰でも作れる時代になったが、質を上げるとなるとやはり時間や労力がかかるものだ。しかし、走り出すことが大事だ。何においても最初からクオリティーの高いものなんてない。
挑戦する度に困難がある。できるところからクリアして、少しずつステップアップした方が、むしろ予期しない出来事で大怪我をするリスクが減ると思う。
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運動不足のお父さんが子どもの運動会の保護者徒競走に出て良い所を見せたいなら、華々しいキャリアを持っていても、本番の何か月も前から準備をするべきだ。過去の栄光なんて知らない者からすれば何の意味もない。