友人の筋力が低下し出した。昨年の秋頃から徐々に動かなくなってきているとのこと。なかなか頼み事を看護師さんに言えないそうだ。
私は想像でしか言うことができないが、なんとなくわかる気がする。それは、筋ジストロフィーに限ったことではなく、病人の立場は往々にして弱くなりがちだからだ。
自身の肉体的な全盛期と比べて弱ってきたときに、気力も弱くなりがちだ。肉体と精神の強さに相関があるといわれるから、メンタルが弱ったときに筋トレをするのは理にかなっている。
筋ジスの場合はどうすればいいのだろうか。頑張りたいと思う気持ちがあっても、強い意思を持ち続けるのは簡単でない気がする。筋ジスだけでなく他の神経筋疾患でも考えられる。
完全には共感できないのだけれど、話を聞くことはできる。ただ、それでも「あなたはわかってない」と言われてしまうようなことを言ってしまうかもしれない。そこは理屈じゃない部分が作用するから。
人は科学的な根拠のないことを信じるときがある。それは「多くの人に信じられていること」ではなく「私は信じたいこと」だ。つまり、主観だ。
改めて考えることはないかもしれないけれど、自分は信じていること、信じたいこと、理解や共感されなくとも伝えたいものがあったりする。
自我を通そうとすれば、批判や軋轢を生む。それでも後悔を残して死ぬより、私は私という生きた証を残したいと思う。
君には、君にしかできない、君だからできることが、まだあるはずだ。
応援するよ。
今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
梶さんっぽいことを言ってしまったか。