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人は日常の中で殺されている

エッセイの呼吸90

仙台市で無職の男性が人工呼吸器の気管チューブを抜いて殺人未遂の疑いで逮捕されたというニュースがあった。

どういう状況?

と、思ったが、加害者と被害者はそれぞれ別の個室に入院していたということだった。それでも、どんな状況だとは思う。精神的にまいっていたのだろうか。病院に入院して意識がない中、見ず知らずの他人に殺されてしまうのはたまったもんじゃない。

病院か。世の中、業界は同じでもいろんな会社があるんだろうし、公的機関でも地域や規模によって、全然違った風土だったりするんだろうな。

病院もほんと色んな病院がある。内部構造が色々と特色があって、見学は楽しい。就活のときや視察や監査で色々と見たが、病院って面白い。

私なんかが言える立場じゃないけれど「ここはダメだなぁ」って思ったところがあった。スタッフのことを、医療者というより医療従事者というよりもほんとに「労働者」としか見ていない人たちが経営陣の病院。

そこで働く同業者たちの姿が、ただただ哀れでしかなかった。非常に残念だった。人には居るべき場所ってあるなと思う。そしてそれは変化してゆくものだと思う。

病院がメンテナンスにお金をかける気がないと、臨床工学技士の仕事としては何をやるにしても臨床工学技士泣かせになる。まず実績を作ることから始めるしかない。経営につながるコストに関する業務をやることになる。

経営に関わらないと、いつまでも臨床工学技士として本質的な仕事ができなくなる。そこは、どうもそれを理解していない人ばかりで非常に哀れに見えた。でも、そもそも臨床工学技士という職種を正しく理解されていないところが、レベルが低いと言わざるを得なかった。

「え、まだ知らないの?そして、なぜ声を上げないの?なめられていることに気づいてないの?井の中の蛙だ。外へ出てみろ。君たちの貴重な時間を殺されているんだ。顔に泥を塗られているのに黙っている君たちにも非があるよ?」

と、心の中で思ってしまった病院があった。あくまで個人的な意見で、当方からすれば私が屑に見えたかもしれません。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
個々の本人が幸せだと感じていれば別に構わないのだけれども。

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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