久しぶりに在宅人工呼吸器についてレクチャーする機会があった。日常業務で携わっていても、やはり場所によって、まして他の職種となると知らないことが多いらしい。
人工呼吸器など生命維持管理装置が稼働している施設には、その安全管理において専門家の臨床工学技士が必要だと語られて、嬉しい半面、私の説明がわかりにくかったか、色々と心配になった。
ただ、忘れてしまったり、改めて突き詰めていなかった部分の知識があり、私自身も自分のこれまでの経験を振り返る良い機会だった。ほんとまだまだだなと。勉強し続けないといけない。
気合いを入れたいときに、つい開きたくなる本がある。岡本太郎だ。
人生は本来、瞬間瞬間に、無償、無目的に爆発しつづけるべきだ。
自分の中に毒を持て<新装版>, 岡本太郎, 2017
たしかに、あれこれ条件並べて損得を計算するより、すぽ根の方が結果にコミットする感じでわかる気がする。
仮説を立てるのは大事だと思う。でも、実現困難で先送りするのはいいが、できないのではなく、やりたくない理由を探して行動しないのは全然ダメだ。
行動しない人は効率ばかり気にする。
臨床工学技士は縁の下の力持ちだと私は思っていて、あまり資格のことを知らない人にはそう説明してきたけれど、今日「医師や看護師すべての医療従事者が縁の下の力持ちだ」と言っていた看護師さんの話がカッコ良かった。
「怪我をした人や自立困難な人に救いの手を差し出す者が、治療や支援の裏で何もしていないわけがない」そんなこともさらっと言われて面食らった。
信念、倫理、目標、夢、宗教、いろいろ個々に突き動かすものがあると思う。でも、これがこの為に生きてるんだって、ただただ没頭する。爆発する。それでいいのだし、それがすべてだ。
今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
突き動かすものに素直に従うだけ。