エッセイ

励ましは聖なる夜に

エッセイの呼吸43

今しかできないことをしよう。どうせやってきたことしかできない。やったことのあるできないことをもう一度始めることはない。向いてないしやりたくもないことは続かない。自分の人生は、進むたい方向に歩く中で、その節々で決断してゆけばいい。

仕事も恋愛も、今しかできない自分で全力でぶつかる。辛くても、もがいた経験がその後の糧になる。支える勇気になる。誰も傷つきたくないし、傷つけたくもない。けれど、無傷で手に入る望みなんてたかが知れている。痛み無くして得るものなどない。

仕事においてもプライベートでも、思い出すのは人だ。人間関係って良くも悪くも記憶に強く残る。自分が出せた成果なんて覚えてないし、損した失敗も覚えてない。誰かが喜んでくれたり、迷惑をかけてしまったりしたときに、そのときの自分の在り方も思い出す。

淡々と役割に徹しただけだけど、ありがたがられた人がいた。まったく意図しないところでどうやら傷つけてしまった人がいた。ありがとうもごめんなさいも、伝えられずに別れた人がいた。後悔しなかった過去がないかを問われたら、反省している自分がいる。

ただ、その中で培われた経験が今の自分でしかなくて、今から取り戻せないのなら、今現在に活かすしかない。一人去って、また一人と出会って、関係の形をかえながら、人生は続いてゆく。

恋人たちのための甘い日には、愛を祈ろう。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
今日くらいはエモくていいでしょ。いつもか笑

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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