エッセイ

セルフ精神と時の部屋

エッセイの呼吸41

一人の時間は好きだ。でも、思考が先に行き過ぎてしまって、わけのわからないことになるときがある。自分と向き合うことは大事だけれど、他者とのつながりも大事にしないと自分が保てないものだ。

自分の言葉が通じなかったり、他者の意図が汲み取れないと煩わしく感じる。自分は取らない選択や行動、卑しい感情に触れると、それだけに支配される時間が流れて消耗する。

人はふだん付き合いのある交友関係の平均になるといわれる。その人自身の性格とは別に環境によって大きく影響されるということ。だからこそ、なりたい自分を思い描いたとき、そのための能力を高めるより先に、なりたい自分に近い人たちとの付き合い持ってしまうのが方法としてある。

自分とビジョンの解離を感じたときに、怖くても新たなコミュニティーへと飛び出すのがいい。解離は時間とともに致命傷となっていくから。

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  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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