書籍紹介 エッセイ

立派な紙屑になる前に

エッセイの呼吸37

この本、表紙でもう勝ってると思う。本屋で平積みされていたら、つい手に取ってしまった。最初の印象は、小説じゃなかったこと。そして驚いたのは、もっとずっとエモいのかと思ったら、共感するところがあって面白かったこと。

握り潰した紙を元に戻せと言われても、綺麗な一枚には戻らない。これはいじめや暴力と似ているという。これは他者への暴力に限らず、自分への暴力にも起こりうる。無理をし続ける努力は、いつの間にか紙屑になってしまう。謙虚な人ほど、知らず知らずのうちに壊れてしまうと。

人に迷惑かけずに、怒らず奢らずに過ごしたいと思う。そのことと自分さえ変われば何とかなるという行動が、結果的に迷惑をかけたり心配かけたりして、自分も気づいたら体調を崩しているということを経験する。無理をしていたと体に自覚症状が出ないとなかなか気づかない。

困難に直面したら、いろいろと改善策はあると思うけれど、とりあえず寝て、すっきり起きたら外の空気を吸って、誰かと交流する。ただそれだけは正しいと思う。焦らない。考えないとか逃避することとは違う。

石の上にも三年。三年も座ってられるかい。時代が変わるよ。スマホなんてなくても生きてゆけるかもしれないけれど、スマホだけあれば他なにも必要ない時代でもある。ボーっとする時間はあっていいけれど、頑張って嫌々と石の上にいるならば、石の上に三秒でいい。

続けられることが大事だ。サスティナブルがブームでもある時代じゃないか。好きな人とだけ生きてゆこう。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
「035 壊れないで生きるために」より。その通りだなと。

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