「価値のない人なんていない。自分の価値を忘れているだけである。」
もう何度でも身に染みて感心した言葉を、何度でも忘れる。困ったものだ。人ってすぐ大事なことでも忘れてしまう。でもそれは前に進んだということかもしれない。止まったまま時間が過ぎてしまったかもしれないけれど、そのことを考えるフェーズが過ぎたことに変わりない。
苦しいこと、嫌な思いをするとそこから抜け出すために、何か良い方法はないかを考える。目標や夢を抱いたとき、どうすれば叶えられるのかを考える。段階を踏んで次々にステージが移っていく。その過程で満足してしまったり、まだ先は長いと嘆いてしまうことがある。そんなときに見失う。当初の目的や想いを。
幸せってこれだったのかな。居心地の良さってここのことか。わたしの人生ってこれで終わりなのかな。
ふと、よぎる。立ち止まる。でも、それでいいんだと思う。再認識する。どうしてここまで来たのかを考えられる。何も考えない素直が最強だとしても、迷って悩んで諦められていない、なんでもない人ってたくさんいるし、憎めない。それが私だし。
私は、行動力があるとか、わかりやすい思考で突き進んでいると思われたりするけど、めっちゃ考えちゃうし、何度でも足踏みをする。器用に何でもこなせそうと言われることがあるけど、意外でしかなくて失敗をたくさんしている。失敗する度に、あぁこれでいいんだと思えるけれど、それでも不安になったりしてしまうことがある。忘れるね、自分が何者かを。
私は自分に約束した者だ。私はできない約束をしない者だ。私は約束した、変われると。そして何度でも思い出す。
幸せって独りきりではなれないんだ。居心地って寝返りをうつように一定ではないんだ。わたしの人生って、わたしだけじゃない、わたしが大切に想う人のためのものでもあるんだ。
今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
エッセイというより、自分へのセラピーだ笑。