エッセイ

こんなはずだったのか

エッセイの呼吸27

あまり意味のないことをすることが窮地を救うことがあるらしい。たしかにな。この10年で私に何ができたのか、あるがままに、思うがままに生きてきたこの10年は、なんだったんだろうと思ってしまう。

一つのことをやり続けることは、力になる。それは努力で成しえることでもあると思うが、一つの才能なんだとも思う。だからずっと同じことをやっている人は凄いなと思う。でも、これはひょっとしたら、あまり意味のないことをルーティンとしてやっているだけなんじゃないかと思った。

意味がないとか言ったら失礼になることかもしれないけれど、人生そのものに意味なんてない。それじゃつまらないから、意味ありげに楽しむんだ。自分で意味づけるってことなんだ。

人生って意外と長いのだけど、不条理な運命で突然その命が消えることがある。そこにも意味がないんだよ。だからいつまでも何故なんて思う必要はない。そして、人生100年でなんとなく生きている毎日をもっと、楽しく過ごせないか、暇なんて言ってる暇がないって楽しみを弄ぶことに全力で没頭するべきなんだ。

幸せってなんだ。幸せ、こんなはずだったのか。いや、これからだよ。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
ノーペイン、ノーゲインでしかない。

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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