エッセイ

信用のルーティン

エッセイの呼吸25

ちょっと前までは就寝起床時間が決まっていて、食事も食べるものが決まっていて、他者からみたらストイックな生活だったらしいけど、それが楽だったんだと思う。

ルーティンになると悩まなくて済むからストレスを感じることはないし、その時間が短縮される。慣れるとなんだって少しずつ上手くなる。起きてからのコーヒーを淹れるまでの動作がスムーズになるし、納豆をかき混ぜる動作が職人になる。さらに時間が短縮されて時間が確保されて、精力尽くすものに集中できる。食事はなぜかどんどん美味しくなる。

習慣が崩れると結局全部に影響されて、何もできなくなる。何かと質が下がる。リズムって大事だ。何でもないことでもリズムを作る一部となっていることがあるから、どんな小さなことでも、良い行いならたいていルーティン化してしまった方がいい。

以前の早寝早起き習慣を取り戻したい。幼少の頃は夜型だったから、これが予想以上に難しい。逆になんで5時とかふつうに起きれていたのか不思議だ。寝不足はきつい。

朝はノートに想うことをひたすら排出するモーニングページを行っていたが、ここ最近は寝る前に自省のために綴っていた。でもこれが無限に書けてしまうので、寝る時間が遅くなってしまうという悪循環を生む。やっぱり限られた朝の時間帯に書いた方が生産的でもあって良い。

そうはいっても新しいことはなんだって難しいと感じるもの。新しい仕事や新しい人間関係だって、すぐには上手くやれないものだと割り切って付き合えれば、意外と長い人生のほんの一部の中で、きっと煌めくリズムを生む。心地よい音になる。あなたを、わたしを信じよう。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
このブログもルーティンみたいなもので。

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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