エッセイ

在宅人工呼吸器療法のご家族への久しぶりの指導【褒め言葉】

在宅人工呼吸器療法のご家族への久しぶりの指導【褒め言葉】

こんにちは。ユウ(@yu_ClinicalEng)です。

呼吸器の業者さんから、施設内での私の影響力が上がっているという趣旨の話を聞いて、非常に嬉しかった。

今まで言われたことのない褒め言葉で、自分では気付かなかったこともあって、繰り返し言われた言葉を思い返して、自分が行ってきたことや周りの反応を思い出している。

嬉しい言葉を言っていただいた方を、私がリスペクトしていること、軽はずみな発言はせずに出来ることをキッチリと仕事する人だからというのもある。
お世辞や嘘は言わない人だ。

というのも、在宅に帰られる人工呼吸器使用者さんのご家族に、呼吸器の説明を行った。
以前の病院では、臨床工学技士が行っていたが、地域的な「普通」や私自身が口下手なので(笑)、業者さんに取り扱いの説明をお頼みした。

当日、担当者さんが来ていただいてから、説明が終わるまでの一連の応対の流れが「やりやすかった」らしい。

「〇〇さん(私)がこちらにいらっしゃる前と比べて、雰囲気が変わりました。失礼ながら、以前は私共のような外部の人間に対して、少し上からと言いますか、そういった態度を取られることもありまして...」

「〇〇さん(私)さんの言う事をまだ1年足らずで聞くようになってきているんだなって、あぁ素晴らしいなって思いました。」

そんなことは説明会が終わった後に急に言われてビックリしたけれども、音頭を取っていただいた看護の責任者の方と私とのやり取りや進行の具合から、そう感じたらしい。

何はともあれ、人工呼吸器を装着しているご本人やご家族にとって、それはとっても良かったことだと思う。説明してもらった業者の担当者さんから、気持ちよく説明してもらえたということだから。

職員だけでなく、いろいろとご協力いただいている業者さんも含めてチーム医療であるということは、決して忘れてはいけないと思っている。

これだけは新卒の頃から肝に銘じている。持ち上げられても、私は決して偉くない。

まぁ、簡単にはなっても、機械のサポートなんてなくても快適に暮らせるようになるのが患者さんにとっては1番なのだけれど。病気って何なんでしょう。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
感謝の言葉も忘れずにと。

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

-エッセイ
-