話題になっているとのことで、年末に一気見してしまった。
ネットフリックスは「今際の国のアリス」か海外の暗めの作品が濃いイメージで、普段も恋愛モノの映画やドラマはあえて自分から選んで見なかったのだが、このネトフリシリーズの「First Love初恋」はめっちゃ良かった。
共感とか、自分の初恋を思い出してどうこうとかではなく、この脚本や演出のクオリティーが素晴らしい。役者の方々も素敵だった。
テレビのように途中のCMや、毎話決まった分数でないところも、表現したい映像の質を上げていると思う。これは、このドラマに限らずのことだが。
もしかしたら、ベタなところがあって何度も見たような部分があったかもしれないけれど、かなり細かい組み合わせなので、過去作品の焼き回し感は、個人的にはなかった。
たくさんの映像作品を見ているわけでもないけれど、個人的には、間違いなく、昨年一番の感動体験だった。
結局、人は誰かの為にエネルギーを使うときに、今の実力を伸ばすポテンシャルが引き出されるのだと思う。
ときに復讐心や嫉妬、劣等感によるネガティブ要素を含んだ感情からも発揮されるかもしれないけれど、健全で肯定的なポジティブな動機から希望が見出されていくのだと思う。
ほんとに、誰も倒れている姿に興味はない。うだつが上がらない生活がどうした。
七転八倒だ。何度でも起き上がって、諦められなくて、挫けていても、求め続ける。
一生懸命な姿がカッコイイんだ。
前に進んでいる姿勢にこころ動かされて、応援したいと思える。
真っ赤に燃える情熱というより、
こころ細くて、ときに心もとないけれど、実は高温で淡々と灯り続ける、そんな優しい水色の恋の物語だった。
ナポリタンが食べたくなった笑。
宇多田ヒカルさんの歌も改めてめっちゃ良かったなぁ。
「First Love」「初恋」も好きだけど、「BLUE」「Deep Liver」が好んで聴いてきたかなぁ。最近は「道」にハマってます。
今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
いつか来るその日に、会いたい人は誰か、かぁ。