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映画「ひまわり」を鑑賞した感想【pray for ukraine】

エッセイの呼吸114

冒頭から、ひまわり畑だ。非常に印象的に映し出されている。色んな様にも解釈できる。タイトルに間違いないなぁと思った。

戦地に行かなければいけない。自分たちの意思に反して大勢の男たちが列車に乗る。ホームで見送る女たち。駅にたくさんの人たちが集まるシーンがある。離れ離れになってしまう。

戦争を機に引き裂かれた男女。月日が経って、主役の男女がお互いにそれぞれの地に会いに行く。もう別の生活がある。

ラストシーンは駅で女が男を見送る。そこにはストライキによって職員さえいない。他に誰もいない。今度は自分たちの意思で別れを選ぶ。言葉なく、切な気な眼差しで、見つめ合う。

ざっくりまとめるとこんな感じだが、男女の会話や仕草にユーモアがあって笑えてしまうシーンがあれば、ロシアの雪道を歩く戦争の過酷さが感じられるシーンもある。人種を意識したやり取りがあったり、ひまわり畑など自然を映したシーンもある。

色んな要素が過不足なく詰め込まれていて、対比があったり、脚本や構成も秀逸だなぁと感じた。もちろん、役者さん方も素敵な演技だった。主役のお二人だけでなく、ロシア人女性マーシャ役のリュドミラ・サベーリエワさんにも引き込まれた。

やはり、人種とか関係なくみんながみんな悪いわけではない。マーシャは凍死寸前のアントニオを助けた。ロシア人がイタリア兵を救ったということだ。現在のロシア・ウクライナ情勢においても、それぞれで不本意な思いをしている人はたくさんいる。

言葉なく、ひまわりを見て泣けてきたのは初めてだ。

繰り返す春夏秋冬の中でいろんなストーリーがあった。彩りの日々もたくさんあったが、モノクロに塗り替えられた時期もあった。おそらく善い時もそうでないときも必要な季節であって、必ず咲いて必ず散るんだ。

紫の花が懐かしい。今では道端に咲くその花が特別に見える。今はもうない白い地に足を運んで潮風に髪が傷んだこともあった。赤い紋章を巡るため高すぎる雲に向かって遠出した。貴方は私を黄色と言って私を驚かせた。そんな折々の一年が終わるとき、新しい生活が始まる。

今日もユウブログに来ていただき、ありがとうございます。
私は、人を、簡単に諦めたくない。

  • この記事を書いた人

ユウ

人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムの受けるべく留学するも資金繰りに失敗して途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。趣味は写真。マイブームは禅。医療・健康など少しでも役に立つ発信を心掛けます。よろしくお願いいたします。

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