4回目のコロナワクチン接種をする必要があるのか。現段階ではワクチンの効果の持続性に向上の余地があるようだ。まだ1年は持たないとファイザーCEOが発言した。
感染して発症し、軽度で回復した人の話をメディアで聞くようになった。症状の辛さを語るも、そこまで深刻には聞こえなくなった。第一波の頃と比べると、すいぶんと状況が変わって、時間の経過を感じる。
ワクチンや治療薬の研究が進んできたことが、実際の薬効よりも、先の見えなかった不安な気持ちを落ち着かせてくれたのかもしれない。
2020年の今頃は混乱だった。4月に入ると街から人の姿が減って減って、ゴーストタウンになっていった。行きつけのお店には従業員がいなくなり、イートインは中止され、店長だけで配達を中心にやられていた。
その店のショートケーキが好きだった。誕生日には、子供のころ以来のホールのケーキを作ってもらった。食べ過ぎた。美味しかった。甘すぎないさっぱりとした生クリーム、旬のフルーツを使った彩り豊かなデザート。あの特別さを口にすることはもうないだろう。
物理的に近くにいる人と逢えない辛さを全世界で共有した。それでも、近くに感じている人と物理的な距離が遠ざかったときに、より淋しい気持ちになるのはなぜだろうか。
一方で、もう二度と逢えないところに行ってしまった人を近くに感じるときがあるのはなぜだろうか。そばにいたいと願ったときに叶わなくて、状況的には選択できるのに側にいられない。
傷ついて泣いていたのはわたしの方だったのに、気づいたら泣いていたのはあなたの頬。季節の花って、咲いたと思ったらすぐに散ってしまうもので。
交通量の減ってしまった道路を少し複雑な気持ちで通勤した。車内で流した夢追い人を唄った歌が胸に響いた。いまは疼いて聴けていない懐かしい歌。
先が見えてきたコロナ禍、皆さんはどんな気持ちや環境の変化がありましたか?
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