表題の学会に出席してきました。感想をつらつらと書いていこう思います。
やっぱり学会は良いですねぇ。そのうち運営側に周りたいなとも思えてきた。でもタメになる話を聞けるのは有意義な時間を過ごしている感があって良い。今後色んな学会に出席したいなと思う。今の職場は学会に出席させてくれるからありがたいなって思う。今までの職場が学会に行かせてくれなかったかというと、ハッキリ言ってそうでした笑
学会に行くなら参加ではなく発表みたいなところがあった。一つ前の職場は現場で働け感が強かった。課(科)のリーダーによって、その辺の立ち位置って変わると思う。私はバランスが大事だと思う。大抵の人はそうだと思うけれど、全体としてもそれでいいと私は思っている。学会に行きたくない人もいる。ならば、得意な人は積極的に行けばいい。私はそうゆう派です笑
私個人は学会は元々好きだったので、今は自由に選んで行かせていただいて嬉しい限りだ。今の職場の臨床工学技士は私ひとりなので、スケジュールをマネジメントできてれば問題なく行ける。
次は12月頭にある重心学会に参加予定なので、そうすると年に3箇所出席することになり、私史上一番学会に出席している年になる。8月に行った呼吸療法医学会と今回行った臨床工学技士会は、これまでにも出席したことがあるので、新鮮というより久しぶり感が勝るものだった。次回は初めて参加する学会なので、それはそれで楽しみだ。
さて、関東甲信越臨床工学会及び神奈川県臨床工学会です。コロナ禍だからでしょうか、関東と県の技士会を一緒に行っている。どちらも回数が少ないのは意外だ。県の技士会は古巣の病院に勤めていたときに出席をしたことがあり、発表もしたことがある。
振り返れば、新卒一年目で発表させていただいた。それが私にとって、臨床工学技士人生の方向性を決めた貴重な体験だったように思う。もともと、私は循環器のCEだった。心外のオペや循内のカテをメインに業務をしていた。透析も経験あるけれど、当然ICUに出入りすることがあり、学生時代からよく分からなかったからこそ興味があった人工呼吸器の発表をした。
10年近くその頃の記憶を辿ると、いろいろ変わった。(当たり前だ笑)
地域柄はもちろんあるのだと思う、学会メンバーの施設の多くが透析に従事した臨床工学技士なら、当然ながら透析に関する発表が多いだろう。ただ今回は割と漫勉ない演題が並び、時代だなって思わせる演題も数多くあった。
わりと、個人的には、今回に関してはセミナー講演の方が一般演題と比べて、まぁそうだよねって思う内容のもので、私もそれなりに成長してしまっていたのかと思う部分もあった。
在宅ハイフローセラピーであったり、人工呼吸器の開始から離脱までのアプローチについては、自分が思っているようなことをなぞる内容だった。だからこそ、もっとハイレベルな内容であっても良かったのではとも感じた。今の学生さんがどんな内容のことを学んでいるか知識はないけれど、人によっては多様かつ実際的な学びを得ている方々がいるように思う。ならば、もっと実践的で業務に直接に活かせるような内容であっていいのではと思ってしまった。セミナーならば。
一方で一般演題では、アプローチが今っぽいところに興味惹かれるものがあった。コストカットを目的に適正な稼働率をAIを使って計算してみたというもの。方法から私としてはまったくついていけないやり方だったが、テクニカルによって適正が見極められるならそれにこしたことはない。今はまだ実践的ではないという結論の発表だったが、その内容を発表してくれたことに経緯を表したい。おそらく私より若手の方の演者だったこともあり、リスペクトしかない。なぜ名刺交換をしなかった、後悔しかない笑
学会の醍醐味は何か、ランチョンセミナーに決まっている笑。お弁当だ。弁当は世界共通語だぞ。「BENTO」だ。お弁当は芸術だ。私は食に興味はないが(笑)、お弁当は好きだ。
Why?
お弁当は、芸術だからだ。(2回目)
そして、どの企業がどこのお店のお弁当を選択して、どんなお弁当を用意したか、それで景気が予想できる。もしくは、ランチョンセミナーにどれほど力を入れているのか、お金を注いでいるのかが、大体わかる。これはきっと、あるあるだとは思っている。これが、個人的には、一番面白い!(つい本音が笑)
芸能界でもこれに近い話は聞きますよね笑。まぁでも、私は企業にによってランチョンセミナーを選ぶわけではありません。あくまで演題の内容で選んでおります。(本当に!)
今回は、日本光電工業株式会社のセミナーに。国産の人工呼吸器の話を聞いてみようと思い選びました。NKVですね。演者の先生も著名なお方で、いつか直接お話してみたいなと思っております。内容も非常に分かりやすかったので、とってもよかったです。でも、NKVの評価には及んでいなくて、なので、イマイチな部分もあるのかなとも少し思いました。ただ、汎用性というところ、遠隔モニタリングできるところは私も大きいと思う。あとはマスクがどれだけ日本人のお顔に合うのかというところ。その辺はもう少し掘り下げて評価を聞きたかったなと思う。
でも、演題自体はNKVの評価ではなく、COVIT-19への対策的なところだったので、不満があったわけではない。コロナ初期の初期、ダイヤモンド・プリンセス号の頃から対応されたことの経緯もあり、いま一般的に公表されている対応策の人役を買って今日までご対応されているのだと思うと、やはり経緯しかない。
最終的には、最新の論文を読まないといけないと思った。最新の論文を読み続けないといけないと思った。読みたいと思った。そして、書きたいと思った。振り返れば、学会発表はすれども、論文として残したことはなかったのではないかと。なので、今後は研究活動として論文を書きたいと思う。
意外に思われる人もいるが、私は人前で話すのは苦手であり好きでもない。成果を発表したいという意欲がない。文章として作り上げることに最大の喜びを感じる。でも、だからこそか、論文化をして、学会で発表もする人は素晴らしいと思う。その域はきっと、発表は研究の報告というより、ちゃんとプレゼンしてくれているのだと思う。
私はそこを目指したい。
今日もユウブログにお越しいただき、ありがとうございます。
アネックスホールの入口、ちゃんと看板なり案内があってほしかったなぁ笑