コロナ禍もあって、現地へ学会参加したのは久しぶりだ。4回目のワクチン接種も始まって、まだ落ち着かない時期だが、それでも参加してみたいと思った。
何処にいても日々勉強は必要だ。しかし、今の職場に臨床工学技士は私一人という環境が、このままではいられない気持ちにさせているのかもしれない。
ただ、性分は変わらないもので、本来ならネットワークを広げることも学会現地参加する意義はあるわけだが、私はほとんどの時間をどこかしらの部屋で過ごし、ずっと演題発表を聞き続けた。
何なら、そもそも名刺を持っていない。一応、以前の職場では作って交流の場でお渡ししたことはあったが、今はまだ作っていない。名刺文化自体は嫌いじゃないが、何だかまだ肌に馴染まない。きっと営業活動は得意じゃないからだと思う。
それ故に、知り合いのメーカーさんにお会いして、いくつかのブースに一緒に回ってくれたのは非常に嬉しかった。以前の職場で大変お世話になったけれど、また学会という機会でお世話になるとは思っていなかった。
学会は、色んな研究発表だけでなく、スポンサーの企業のブースがある。最新の製品やイチオシ製品が展示されていて、病院にいたらわざわざ持ってきていただかないといけないところだが、ブースでは一同に色んな機器を見れたり、説明を聞けたり、体験できるものがある。臨床工学技士としては、近年の動向を知れる良い機会だ。
閉会式で会長挨拶の中で、おっしゃっていたけれど、学会の醍醐味の1つは、友達に会えるということだ。他にもかつての職場で担当だったメーカーさんにもお会いして話ができたし、その中で興味深い話が聞ける。これはオンデマンドやライブ配信での参加ではできない。
演題発表では、良いお土産ができたものもあれば、学生さんの発表でクオリティーの高いものがあってビックリしたものもあった。ただ、当たり前だが、やはり大学病院や大病院の所属の方々が圧倒的に多く、研究する上での環境が整っていることや、その時間もきっと重きを置いて取り組むことができているのだと改めて認識した。
そこそこの在席人数がいても、一般総合病院では活発のはできない面もある。もちろん時代は変わっているが、職場での風土、文化によって、実際的にはできることとできないことが出てくる。その点、大学病院は研究機関でもあるから理解があって色んなことができる。
大学病院に所属の方の発表で、3Dプリンタで作った模擬気管支とかを実験に使用していた演題があった。大前提として、これはどこでもできることではない。
ただ、だからといって、何もできないわけではない。そういうのは大学病院にお任せすればいいのであって、自部署では、ここでしかできない特色が出ることをやればいいだけだ。それも、研究したいのならばだ。
学会で万人の醍醐味というか、楽しみの1つは、ランチョンセミナーのお弁当だ。たぶん、聞きたいセミナーの内容よりも、企業で選んでいる人もいると思う。企業によって、お弁当の豪華さが違うのだ。
今回私は、初日はフクダ電子/フクダライフテック、2日目はフィリップスにした。もちろん、私はセミナーの内容で選んだ。そして、経験的にお弁当の豪華さも予想していたが、予想通りだった。予想通りな感じで面白かった笑
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